タイ旅行でのバイクタクシー利用に注意!ヘルメット着用義務が強化

タイ旅行でのバイクタクシー利用に注意!ヘルメット着用義務が強化

2025年6月1日から、タイ全国でバイク運転者・同乗者のヘルメット着用が完全義務化され、取り締まりが一斉に強化されました。違反した場合は最大で2,000バーツ(約8,000円)の罰金が科される可能性があります。

このルールは、タイ在住者だけでなく旅行者・観光客も対象となります。特にGrab(グラブ)やBoltなどのバイクタクシー利用時にも同様に適用されます。

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なぜヘルメット義務化が強化されたの?

タイは東南アジアでもバイク利用が非常に多く、交通事故の約7割がバイク関連とされています。政府は「Safe Roads Project(安全道路プロジェクト)」の一環として、交通死亡事故の減少を目的に取り締まりを強化しました。

これまで取り締まりは地域差がありましたが、2025年からは全国一律で厳格化。運転者だけでなく、同乗者にヘルメットを提供しなかった場合も運転者に罰金が科されるようになりました。

旅行者が直面する可能性のあるトラブル

  • バイクタクシーに乗る際、ヘルメットが用意されていないことがある
  • 「ヘルメットが汚い」「サイズが合わない」などで着用を拒否すると乗車を断られる
  • 警察の取り締まりポイントで旅行者も検問対象になるケースあり
  • GrabやBoltの一部ドライバーが、罰金を恐れてヘルメットがない乗客を拒否する動きも

旅行者ができる対策と安心ポイント

対策説明
1. 自分用の折りたたみヘルメットを持参軽量タイプや半キャップ型を旅行バッグに入れておくと安心です。
2. 乗車前に「ヘルメットありますか?」と確認Grabアプリや口頭で確認してから乗るとトラブル防止になります。
3. 使い回しが気になる場合はライナーやビニールキャップを使用衛生面が気になる人は、インナーキャップを持参しましょう。
4. 提供されない場合は乗車をキャンセル法律違反になるため、ヘルメットがないまま乗らないようにしましょう。

バイクタクシー運転手側の事情

パタヤやバンコクの一部地域では、運転手側から「共有ヘルメットの衛生管理が難しい」「罰金額が重すぎる」といった声も上がっています。一方で、観光客に安全意識を持ってもらうために、新しいヘルメットを購入して常備する運転手も増加しています。

実際の取り締まり状況

2025年6月以降、バンコク・チェンマイ・パタヤなどの主要都市では警察の検問が頻繁に行われています。特に交差点や観光地周辺ではチェックが厳しく、旅行者でもノーヘルで乗車していると罰金対象になるケースがあります。

まとめ:タイ旅行では「ヘルメット着用」が常識に

タイでは「少しの距離だから大丈夫」と思ってノーヘルで乗る旅行者が多く見られますが、2025年以降は完全に違法行為となります。安全のためにも、ヘルメットを着用してから乗車するようにしましょう。

GrabやBoltを利用する場合も、ヘルメット提供がないときはキャンセルする勇気が大切です。タイ旅行を安全に楽しむために、ぜひ参考にしてください。

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